慶應義塾大学医学部麻酔学教室

1998年入室

三笠先生

所属:麻酔科

職位:助教

配属先:手術室

皆さん、麻酔科の魅力を知っていますか?
麻酔科は、劇薬や麻薬、カテコラミン類などを駆使し、あらゆる疼痛や周術期の全身管理を即座に行う専門の科です。たった1〜2分で結果が出る治療を行い、手術中の患者さんの全身状態を緻密に管理する「手術室の内科医」とも呼ばれています。呼吸や循環といった生命の根幹を支える知識と技術を磨き、どんな状況でも冷静に対応できる力が身につきます。
また、新生児から高齢者まで、幅広い年齢層の患者さんを対象にした全身管理や蘇生技術に長けていて、日常の医療現場や救急対応でも大活躍しています。麻酔科で働くことで、医師としての総合力を大きく伸ばすことができます。
慶應義塾大学病院では、他ではなかなか経験できない多様かつ高度な麻酔症例に日々取り組むことができます。
しかも、たとえば私のように、3人の子育てをしながら働くママ医師でも、バランスを取りながら最新の麻酔技術や知識を毎日ブラッシュアップし、確実にスキルアップできる環境が整っています。慶應麻酔科は、教授をはじめ同僚や後輩の先生方にとても恵まれています。教授は常に私たちの意見や悩みに耳を傾けてくださり、安心して相談できる存在です。また、同僚や後輩の先生同士も協力し合い、お互いの強みを活かしながら仕事に取り組んでいます。このような信頼関係が根付いた環境で働くことで、チーム全体のモチベーションが高まり、より質の高い成果を出すことができていると感じています。
さらに、当科ではグローバルな視野を持った医療活動のチャンスもあります。実際に私は海外医療支援の一環として、マダガスカルで麻酔業務を経験する機会にも恵まれました。
このように、慶應義塾大学病院麻酔科は、大学内だけでなく多方面にも目を向けたキャリア形成ができる、とてもやりがいのある職場です。
あなたも、慶應義塾大学病院麻酔科で自分の可能性を世界レベルに広げていきませんか?

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